高校生の頃、とにかく 村上春樹に夢中だったけれど、
平和について 平和ボケしたことを うだうだ語ってたりして、
だんだん ゲンナリし始め、作品にも魅力を感じなくなり・・
私の中で、どちらかというと あまりいい印象ではない作家
の1人になってしまったけれど、
ただ、今になって ふと また読み返したくて仕方ない。
理由はわからないけれど。
村上春樹の作品で 心に響いたのは
高校時代に読んだ「風の歌を聴け」と「中国行きのスロウボート」だけ。
世間的には「ノルウェイの森」なんだろけど、
私には ぜんぜん興味が持てず、ちっとも捗らなかった。
きっとおもしろいんだろけど、ただの恋愛小説だし、
村上春樹っぽくないからかな~。
それはそうと、村上春樹の 近年の作品に
なんともいえない違和感を感じるのは、
きっとさ、もう〝青年の僕〟ではない年齢に達して、
本人は それに気付かず まだ その若いノリで
書き続けてるからなんだと思う。
一発屋・・とはいわないけれど、
それに近いなにかを感じる。
あ!「納屋を焼く」おもしろいらしいね!
なぜか これだけ読んでないんだけど、
親の書庫にあるから 近々読んでみようと思う。
ステキな作品でありますように!